ACミランアカデミー現役コーチによる、ジュニア向けサッカーキャンプ

イタリア遠征

ミラン1DAYキャンプ2018

2018年3月 イタリア遠征レポート

・ACミランキャンプ選抜チームによる遠征は、今年で第3回目となりました。今回の遠征はこれまで最長の12日間ということで内容もかなり充実したものとなりました。

子ども達にとっては、全てが目新しく新鮮に映ったことでしょう。空港から始まり、ホテルや建物、街の風景、食事、そして言葉。これまで特に考える事なく当たり前に過ごしていた事が一気に変わる瞬間。彼らの目の輝きは日を追うごとに増すばかりでした。

特に、サッカーを取り巻く環境は、日本とは全くと言っていいほどの違いに驚きを隠せず、「イタリアではこれが当たり前なの?」と質問する子ども達。グラウンドはどこに行っても人工芝あるいは天然芝が整備されていて、チームごとに用意されたロッカールーム。中にはシャワーも完備。イタリアでは、このロッカールームが「チームを作る」と言われています。

・今年の遠征では、特にプロ/アマチームとのトレーニングマッチや国際大会参加とサッカー漬けの毎日を送ることができました。トレーニングマッチを行ったプロチームには、セリエAのエーラス・ヴェローナ、過去にロベルト・バッジョが所属していたブレシア、元日本代表 中田英寿選手が所属していたパルマと豪華な顔ぶれとなり、本場のレベルを肌で感じることができました。

到着したその日には、毎年キャンプに来てくれているマルココーチが現在、指導しているACミラン下部組織(U-10)のカンピオナート(リーグ戦)を見れる機会に恵まれ、みんなで応援をすることになりました。保護者の声援の質の高さもさることながら、試合の雰囲気や盛り上がり、選手達の一喜一憂はまさにプロのそれと変わりなく、見ている全員が興奮したのを覚えています。

・遠征終盤には、「ロヴェレート国際平和トーナメント」に参加。開会式のパレードでは、街中を行進し、至るとこから「ジャッポーネ、ジャッポーネ(日本)」と歓迎してくれる声が聞こえてきたりと、ここでは、「スポーツ=楽しむもの」ということを改めて再確認させてくれました。

国際トーナメントということで、ヨーロッパを始め、多くの国からチームが参加していました。イタリア、スペイン、ドイツ、デンマーク、チェコ、ポーランド、アルバニア、スロバキア、クェート、そして、日本。

国が違えば、言葉も違う。国ごとに異なるサッカーなど、選手たちが肌で感じたものは、彼らのサッカー選手としてはもちろん、人間としての成長に大きな刺激を与えることは間違いないでしょう。

・帰国前には、ACミランの関係各所を回り、日本にはない100年以上の歴史あるクラブを目の当たりにして、イタリアという国にどれほどサッカー文化が根付いているかを実感しました。ミラノでは、ACミランのミュージアムやサン・シーロ、ミランメガストアを訪れ、ミランカラー一色の時間を過ごしました。

・この遠征を通して、多くの新しい物を見て、気付き、考え、学ぶ事ができたことでしょう。どこの街を歩いても地元のミランファンから「Forza Milan(頑張れ、ミラン)!!」と声をかけられ、陽気に話しかけてくれるイタリア人たち。サッカーというスポーツが日常にあるこの国でボールを蹴った思い出をきっと将来、笑顔で語る日がくることでしょう。この経験を忘れることなく、全力でカルチョ(サッカー)を楽しんでほしいと願っています。

Forza tutti(みんな、頑張って)!!Ci vediamo presto(また会いましょう)!!